子育てと介護を同時に行う『ダブルケア』今後どうなっていくのか?

介護

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親が一緒に住んでいる、または親が近くに住んでいると、いざという時に助けてもらえるので羨ましいなんて思いませんか?

子供が熱を出しちゃった時、「仕事がどうしても休めないから親に頼もう」とか「残業でお迎えの時間までに間に合わないから、代わりに行ってもらおう」など、色々と協力してもらえますよね。

これには私も、本気で羨ましいなと思っています。

でも、親がいるからと言って、それが必ずしも協力できる状態にあるとは言えないことを、理解しておいた方がいいかも知れません。

今まさに子育てをしているのに、親が介護を必要とした場合、あなたならどうしますか?

1. 子育てと介護、どっちもやってる人ってどの位いるの?

車いすの男性と介護士

赤ちゃんが生まれたら「こんなことしてあげたい」、「あんなことにチャレンジしたい」と思っていたのもつかの間。

仕事が始まり、毎日がバタバタと過ぎていきます。

忙しい中にもなんとか楽しみを見出してきた、そんな時にあなたの親が要介護になってしまったら、どうするでしょう。

そんな、子育てと同時に、介護もしなければならないという、いわゆるダブルケアの必要性があるママさんが、日本全国に約25万人もいらっしゃるってご存知でしたか?

しかもその8割が、働き盛りである30~40代の子供を持つママさんが占めていると言うのです。

そんなに多くないんじゃないの?なんて思うかもしれませんが、そうでもありません。

今現在、育児をしている人の割合は日本全国に約1千万人いると言われています。

ですので、この中で約2.5パーセントもの人が、子育てと介護のどちらもやらなければいけない状況に置かれているのです。

つまり、40人に1人の人がダブルケアの状態にあるということなんです。

これは他人事とは言えない数字ですよね。

2. 子育てしながら介護をする人が増えている現状

ライフプラン

しかも今、このダブルケアをしなければならないと言う人が、増えていると言うではありませんか。

それは一体なぜなのでしょうか?

実はその1つの原因に女性の晩婚化、つまり社会進出が影響しているのです。

少し前までは、女性はだいたい20代前半~半ばくらいに結婚して、割とすぐに第一子を出産していましたよね。

子育てもひと段落した頃に、パートや正規雇用で社会復帰を果たしていました。

そして、仕事人生を終えるころに、介護というサイクルが一般的でした。

しかし近年、そのサイクルが変わってきているのです。

現代の30~40代の団塊ジュニア世代は、晩婚化が非常に進んでいます。

芸能人でも40代、50代になってから結婚する人が増えてきましたよね。

その晩婚化に伴って、初産を迎える年齢もどんどん上がってきているのです。

ですので、ちょっと前ならすでに子育てが落ち着いていた時期になっても、まだまだ子供が小さくて手がかかる、子育て真っ最中なんですという家庭が増えているんです。

さらに追い打ちをかけるように、日本は今、少子化問題に直面しています。

そのため、兄弟の数が減ってきているので、子ども一人にかかる負担も大きくなってしまうのです。

ほかには、医学の進歩も大きな要因の1つで、これに伴い、高齢化・長寿命化が進行し、必然的にダブルケアが増加する状況が作られてしまっているのです。

この状況は、今後も進行するとみられており、自体は深刻化の一途を辿っています。

3. 増えていくダブルケア、今後の対策は?

厚生労働省

今、日本では、子育てと育児の負担を緩和するため、支援が急ぎ求められているところです。

そのため、保育施設と介護施設を統合する案も出ています。

介護と子育ての両方を支援できる専門家や、人材の養成が急ピッチで行われています。

そして、厚生労働省は介護施設保育施設障害者施設といった施設を、全て1か所にまとめて運営できるよう検討しているとの考えを発表しました。

とはいえ、まだまだ地方を中心に、福祉施設で人手不足が深刻化しているのが現状です。

そんな子育てと介護を頑張っている方々のために、横浜市港南区にある「芹が谷コミュニティ てとてと」では、月に1度、ダブルケアに直面している方々の交流の場を開いているんだそうです。

介護や子育ての悩みを分かち合い、少しでも心の負担が軽くなることを願っています。

4. 子育てと介護を同時に行う『ダブルケア』今後どうなっていくのか?まとめ

日本全国には、約25万人もの人が子育てと介護の両立をしなければならない状態にあるのが現状です。

まだまだ日本の制度が追いつかず、子育てと介護を両立している人にとっては、現状を打破するような対策がありません。

しかし、そんな中でも国全体で対策を検討していると言うところ。

誰にでも起こりうる、子育てと介護の両立。

いよいよ、1人1人が真剣に考えなければならない問題になってきているのです。

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